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俵ヶ浦半島TIMES11号を発行しました!
俵ヶ浦半島TIMESが1月末に発行しました。
気づけば11号。これまで半島の魅力やチーム俵の取組みをたくさん
ご紹介させていただきました。
今回は12月に開催した俵ヶ浦半島ツアー&アイデアソンのレポートを中心に
紙面を作っております。
佐世保市内を中心に配布しておりますので、
見かけましたら是非手にとってご覧ください。
俵ヶ浦と佐世保 ツアー&アイデアソン終了しました!
10月の東京と佐世保ミーティング以降、準備を進めてきた
「俵ヶ浦と佐世保 ツアー&アイデアソン」を12月8、9日の
1泊2日で開催し、無事に終了いたしました。
俵ヶ浦半島での新しい事業やプロジェクトの種探しを目的として、
東京、鎌倉、鹿児島からお越しいただいたゲスト3名と、関西や九州内
からお越しいただいた13名の参加者が3チームに分かれて行った
2日間のツアー&アイデアソン。本当に濃密な時間でした!
俵ヶ浦半島ならではの課題や特性を踏まえて、今回設定したテーマは3つ。
「移動する宿づくり」「食・1次産業の価値を上げる方法」「学びの可能性」
のテーマのもと、1日目午前中は全体で俵ヶ浦半島での主要施設を見学した上で、
午後からはテーマに分かれて半島を散策。
参加者が絶賛した亀の子島体験をはじめ、丸出山観測所跡や農家生産者の畑など、
テーマ内で注目すべきディープなスポットを巡ったり、魚釣り体験やトレイル、
地元住民との対話など、普段味わえない半島時間を過ごしてもらいました。
夕方からは野崎町公民館で地元の素材と技が凝縮したおもてなしを受けながら、
地元住民との大懇親会が開かれました。
2日目は、1日目の濃密なる半島ツアーを振り返りながら、それぞれ3つのテーマ
毎に分かれて、この半島でどういったことができるのか、可能性があるのか、
プロジェクトの種を見つけ出すアイデアソンを実施。
個人ワークとグループワークの化学反応で、各チームでどんどんユニークなアイデアが
生まれてきます。議論の進め方やまとめ方も3者3様で、それぞれの個性を重視しました。
最後は地元住民を招いての発表会と意見交換。
1泊2日という限られた時間でしたが、たくさんの気づきを共有できた貴重な会となりました。
会の終了後も参加者から、「すぐにやりましょう!」「すっかり俵ヶ浦のファンになりました」
など、嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
ここでいただいたプロジェクトアイデアは、地元住民ともきちんと共有しながら、1つずつ
できることから始めていければと思います。
ゲスト、参加者の皆様、ありがとうございました!
全体オリエンテーション
俵浦小学校跡地の見学
白浜海水浴場・キャンプ場の見学
半島キッチン ツッテホッテ中里店長の挨拶
参加者が絶賛した亀の子島
地元住民との交流
極寒の中でのクルージング
懇親会は、半島の素材と技が集結
地元住民との大懇親会
懇親会後の集合写真
俵ヶ浦半島におけるプロジェクトの種を探すアイデアソン(学びチーム)
俵ヶ浦半島におけるプロジェクトの種を探すアイデアソン(食チーム)
俵ヶ浦半島におけるプロジェクトの種を探すアイデアソン(宿チーム)
プロジェクトの発表会
提案したプロジェクトに対する地元住民との意見交換
「俵ヶ浦と佐世保」ツアー&アイデアソン、参加申込者受付中です!
10月に東京都渋谷で開催した「東京と佐世保ミーティング」を受けて、 来たる12月8、9日に今度は俵ヶ浦半島を舞台にして 「俵ヶ浦と佐世保」ツアー&アイデアソンを1泊2日で開催いたします! 「俵ヶ浦と佐世保」ツアー&アイデアソンとは、さまざまな分野で活動する人達と、 佐世保・俵ヶ浦半島のフィールドワーク・地域交流そして市街地と半島の関係性を学びつつ、 俵ヶ浦半島における事業の種を考えます。 事業の種を考えるテーマは「宿」「食と1次産業」「学び」の3つ。 俵ヶ浦半島やテーマにご興味のある方、佐世保でのプロジェクト参画・事業開発に ご興味のある方は是非ともご参加ください。 人数に限りがございますのでお早めのお申込みお待ちしています。
お申込みフォームはこちら→→→ https://tawaragauraandsasebo.peatix.com
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<ツアー概要>
開催日:12月8日(土)~9日(日)
※ 7日(金)夜は希望者のみ前夜祭「佐世保ナイトツアー」を予定
集 合:12月8日(土)9:30 佐世保駅構内港口付近
解 散:12月9日(日)16:00 佐世保駅
参加費:無料(ツアー期間中の食費・交通費・宿泊費)
※佐世保駅までの交通費は各自でご負担お願いします。
対 象:企画内容、アイデアソンのテーマに興味がある方でしたらどなたでも参加可能です。
<スケジュール>
12月8日(土)
AM 半島オリエンテーションツアー(全体行動)
PM フィールドワーク(チーム別行動) 半島内泊
※半島内に宿泊施設がないため、廃校を特別に使用する予定です。
12月9日(日)
AM チーム別アイデア出しミーティング
PM 各チームのアイデア発表&意見交換会
<テーマ>
1.「移動する半島宿? 不可能を可能にする宿づくり」

photo:Koichiro Fujimoto
俵ヶ浦半島は、自然環境や営農環境を保全するため、すべての地域が「市街化調整区域」に 指定されています。 そのため、住宅の新築や空き家の賃貸や用途変更、新規店舗の開業などに おいて、都市計画法に基づく許可を 得る必要があります。また、空き家については権利者が 不明な物件もあり、売買可能なものが非常に少ないため、 利活用のハードルが高い現状があります。 一方で、俵ヶ浦半島は国内外より年間30万人以上の観光客が訪れる地域でもあり、 自然豊かで美しいロケーション は宿泊先としての潜在ニーズがあります。 また、単なる宿泊だけでなく、半島内外の人たちの交流場所として求められている実態もあります。 そこで、厳しい規制により環境が守られてきた半島だからこその宿づくりを 具体的に考えていき たいと思っています。現状、可能性として考えられるのは、全国でも許可事例が少しずつ見られて きた既存建築物を活用する方法で、空き家や半島内に3つある廃校などを活用した宿。 そしてもうひとつが、都市計画法や建築基準法の対象とならない 「移動する宿」です。 特に、三方を海に囲まれ九十九島と佐世保港の対照的な景色を臨める半島と、時間や季節によって 「移動する宿」はとても相性が良いはずです。 今回の半島ツアーでは、この「移動する宿」をメインテーマに、俵ヶ浦半島ならではの宿泊施設づくり の可能性について参加者の皆様とともに考えていきます。
プロジェクトリーダー:ジョニー 渡鳥ジョニー氏 (ハイパー車上クリエイター)
2.「半島の一次産業の価値を上げるには? 半島とまちなかをつなぐ食のアイデア」

photo:Koichiro Fujimoto
古くから「半農半漁」の暮らしが根付いていた俵ヶ浦半島ですが、現在は会社員との兼業農家や 兼業漁師が 大半を占めています。休眠耕作地が増え、半島の景色も変わりつつある中、 専業で半島ならではの農業を 続けたいと願う若者もいます。しかし、現状のやり方・体制には 限界があり、いまのままだと日々の業務に 追われ、休眠耕作地を買い取って農業を続けたいと いう目標までは程遠いのが現状です。 当初は一緒に半島で農業や漁業をしてくれる仲間を募集することを第一に考えていましたが、 まずは半島の環境を最大限生かした一次産業の価値や可能性の拡大、25万人の市民を抱える 佐世保市街地 との接点づくりなどに取り組んでいく必要性を感じています。 今回の半島ツアーでは、食や一次産業に興味を持つ参加者の皆様とともに、半島の一次産業の 価値向上を目指し、さまざまなアイデア出しを行う予定です。
プロジェクトリーダー:ウッポン 内堀敬介氏(「朝食屋コバカバ」店主)
3.「半島から考える未来の学びの可能性」

photo:Koichiro Fujimoto
西海国立公園九十九島と佐世保港、2つの海に囲まれた俵ヶ浦半島は、市街化調整区域として守られて きたこともあり、ありのままの自然や歴史が残る場所です。街中から車で20~30分という立地も 相まって、白浜海水浴場は佐世保市内の人にとって最もメジャーな海水浴場となっています。 しかし、九十九島を望む絶景スポット「展海峰」など局地的に観光客は 集まっているものの、 宿泊施設や飲食店がないため、半島内外の人たちが交流する機会は極端に少なく、 半島の自然環境や文化を楽しめる機会はほとんどありません。 また、学校の統廃合によって半島内の3つの小・中学校は閉校となり、半島の子供たちが地元で 過ごす時間も減っている中、半島の環境や文化を活かした交流型の学びのプログラムを求める声が 地元からも多く寄せられています。 今回の半島ツアーでは、「持続可能性」「生涯学習」などさまざまな観点から、半島における 未来の学びの可能性を、参加者の皆様とともに考えていきます。
プロジェクトリーダー:テンダー テンダー氏(「ヨホホ研究所」主宰 /「ダイナミックラボ」運営)
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◎俵ヶ浦半島ツアー参加者注意事項◎
1)行程に遊漁船クルーズが含まれています。
船室はございませんので、十分な防寒をご準備ください。
2)海辺や未舗装の山道を歩きます。
アウトドア用の歩きやすい靴、帽子、手袋等を着用し、 各自で天候対策をお願いします。
3)宿泊は野崎町公民館(女性)と旧野崎中学校ミーティングルームを予定しています。
暖房は入っていますが、暖かい寝間着、洗面道具は各自ご準備ください。
4)ホテル等宿泊施設のご利用を希望される方は各自でご手配ください。
5)お風呂は温泉にご案内します。 saspa99.jp/spa/
◎前夜祭「佐世保ナイトツアー」参加ご希望の方へ◎
希望者のみ懇親会を予定しています。
ご希望の方は申込フォームにて参加希望にチェックをお願いいたします。
日 時:12月7日(金)17時~20時
集合場所:17時 佐世保駅構内港口集合
参 加 費:1次会は参加費無料
スケジュール:17時~18時 佐世保まちなか歩き 18時~20時 1次会 20時~ 希望者のみ2次会
東京と佐世保ミーティング、大盛況で終了。
俵ヶ浦半島未来計画の実現に向けて、チーム俵メンバーを中心に取り組んでいる 取組みの課題をどう解決するか、さらなる半島の活性化につながる応援者や事業者との 素敵な出会いを求めて開催した「東京と佐世保ミーティング」。 10月19日に東京渋谷のCOHSA SHIBUYAで開催しました。 想像を上回る反響があり、定員30名に対して急遽枠を増やし、 当日は約40名の方にご参加いただきました。 (お断りした方も多数いらっしゃいました。この場を借りてお詫び申し上げます)
一次会のテーマは「今の佐世保・俵ヶ浦半島活性化のリアルを知ってもらう」。 冒頭に佐世保市担当者より佐世保・俵ヶ浦半島活性化プロジェクトの紹介を行なった後、 チーム俵の代表・部長と彼らをサポートするサポートチームメンバーの掛け合いで 半島における取組みの現状やリアルな課題・想い・本音を参加者に向けて語りました。 当日は仕事の関係でチーム俵の尾崎代表とトレイル部山口部長は会場に来れませんでしたが、 ネット中継で会場とつないで参加。半島のリアルな現状や想いに参加者は真剣に耳を傾け、 時には笑いの渦が巻き起こりました。
二次会は2階に移動して、参加者との交流タイム。 佐世保出身者や佐世保にゆかりがある人・・・ みなさん何かしら佐世保に思い入れがある人ばかりが集まり、 グループに分かれてのディスカッションは大盛り上がり。 終盤には参加者数人による勝手にプレゼン大会も行われ、 あっという間に2時間が終わりました。 まだまだ話し足りない人が多く、二次会が終わった後も会場にはたくさんの方が残り、 参加者同士やチーム俵・サポートチームメンバーとの交流が続きました。
初めての試みでしたが、大盛況のうちに幕を閉じることができました。 このご縁をどう深めていき、半島の活性化につなげていけるか。 俵ヶ浦半島と佐世保ファンによる新たな活性化の第2章が始まります。
会場となったCOHSA SHIBUYAの外観
1次会の会場の様子
佐世保と俵ヶ浦半島の今を紹介
ツッテホッテへの想いを語るご当地部・中里部長
仕事で来れなかったトレイル部山口部長はネット中継で参加
チーム俵尾崎代表の愛らしいキャラに会場は笑いの渦に。
廃校活用への想いを語る学校部・森宗部長
佐世保グルメの登場に、参加者は懐かしがって写真を。
二次会の会場の様子
二次会のディスカッション風景
二次会のディスカッション風景
二次会のディスカッション風景
参加者による勝手にプレゼン大会
二次会の締めは森宗部長と中里部長。
みんなで集合写真
二次会終了後も参加者は会場に残って親睦を深めました。
俵ヶ浦半島に海の幸の季節が到来。
冬の九十九島で絶品グルメといえば「九十九島牡蠣」。九十九島の波静かな海域で育てられ、干満の差が大きく栄養豊富な海水で育ったため、濃厚ながら癖のない味わい。
九十九島に面するここ俵ヶ浦半島も、九十九島牡蠣養殖のメッカ。半島内には3つの牡蠣小屋があり、腕の確かな地元のおいちゃん達によって、ぷりぷりで濃厚な牡蠣が育てられています。入江に浮かぶ小屋で黙々と働く姿、牡蠣を打つ音は半島の冬の風物詩。展海峰のカキ小屋では、地元で育てられた九十九島牡蠣がお手頃な値段で食べることができます。是非半島自慢の食を味わいにお越しください。
Photo / Koichiro Fujimoto
牡蠣の殻を綺麗に掃除。職人によるスピード技。
栄養豊富な海水で養殖される牡蠣。
絶品九十九島牡蠣を作る、地元のおいちゃん達。
九十九島の静かな海域で牡蠣は育てられている。
絶品の九十九島牡蠣は展海峰のカキ小屋で食べられる。
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